植物性乳酸菌ラブレとは
ラブレ菌は、1993年に京都の「すぐき漬け」という伝統的な漬物から分離された植物性乳酸菌です。
ラブレ菌は、「京都の男性は全国二位の長寿」という事実に注目した、同じく京都生まれの岸田綱太郎博士(ルイ・パストゥール医学研究センター)が、京都人がよく口にする漬け物「すぐき」の中から発見した、まったく新しいタイプの植物性乳酸菌なのです。
大変画期的な植物性乳酸菌で、様々な効果が期待されています。
動物性乳酸菌と植物性乳酸菌では、胃酸に対する耐性が大きく異なり、
「生きて腸まで届く」プロバイオティクス効果が認められている乳酸菌の中でも、
動物性乳酸菌は生存率が40%に満たないものがほとんどなのです。
これに対し、ラブレ菌をはじめとする植物性乳酸菌はほぼ100%に近く生き残ることができます。
ラブレ菌は、腸の中で生き抜く力(腸内生残率)が強い「植物性乳酸菌」の中でもトップクラスの実力を誇る、力強い乳酸菌なのです。
日本人が昔から食べてきた味噌、漬物などは、植物性乳酸菌の発酵を利用してつくられたものなのです。
そのため植物性乳酸菌は日本人の腸ととても相性が良く、日本人の体質に合った健康づくりに大いに役立ってくれると期待されている、いま大注目の乳酸菌なのです。
植物性乳酸菌ラブレの効果について
便秘は腸管に固くなった便が詰まった状態で、詰まった部分は圧迫されますので、血行が悪くなります。
血行は一か所悪くなると、全身に悪影響を及ぼします。
植物生乳酸菌ラブレが生きたまま腸まで届き、腸内で生きて働くということは、乳酸菌の色々な働きの中でも整腸作用に優れている言えます。
生きて腸まで届く乳酸菌のため、高い整腸作用が期待できます。
植物性乳酸菌は、デキストランという多糖類を作り出します。
これは、腸内で食物繊維と同じ働きをします。
この多糖類には粘りがありますが、粘りも胃酸などから植物性乳酸菌を守るのではないかといわれています。植物性乳酸菌も、動物性乳酸菌と同じく、腸で食物を分解して乳酸を出します。
乳酸は、腸を刺激して蠕動運動を促します。この結果、活発な腸ができるのです。
腸の蠕動運動を活発にして、超粘液を十分に分泌してくれますので、便の排出をスムーズにしてくれます。
蠕動運動が活発になれば、便秘は解消でき、腸の血行はよくなります。
腸の結構が良くなることにより、全身の血行が良くなるのです。
まさに、健康は腸から始まる、病気も腸から始まるというのはこのことを言います。
植物性乳酸菌のラブレ菌の中で、一番注目されている働きが、免疫力を強める働きです。
乳酸菌は、種類によって働きかける免疫細胞に若干の違いがあります。
ラブレ菌は、インターフェロンに働きかけます。
インターフェロンとは、体の中に入ってきたウイルスや、体内で作られたガンなどと戦うために、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化するタンパク質の一種です。
免疫細胞が活性化している人は、体の中でウイルスや病原菌が増殖する前に、退治することができます。
血液の流れに乗って全身を回り、ウイルスや病原菌を見つけて退治するパトロールの役割を果たしているのがNK細胞です。
ラブレ菌は、インターフェロンを強めることで、NK細胞の活性化を促します。
NK細胞が活性化すれば、まだガン組織になる前のガンと戦えるのではないかということが期待されています。ガンに関する働きは、まだ研究途上ですので早い解明が待たれますね。
植物性乳酸菌ラブレとカゴメについて
植物性乳酸菌ラブレは手軽に飲めるカゴメの乳酸菌サプリメントの植物性乳酸菌ラブレのカプセルタイプがあります。
ラブレ菌は胃酸などには大変強い菌ですが、元気に活動(増殖)するためには温度・水分・栄養等、さまざまな条件が必要になります。
ラブレ菌は水分が取り除かれると休眠状態になるのですが、温度を上げて乾燥させてしまうと菌が死んでしまうのです。
カゴメはフリーズドライ(凍結乾燥)という製法を採用し、100億もの生きたラブレ菌を凍結乾燥で眠らせて、「生きたまま」1つのカプセルの中に詰めることに国内で初めて成功しました。
凍結乾燥で眠らせたラブレ菌は、体内の水分で目を覚まし、腸の中で再び元気に活動を始めてくれます。
植物性乳酸菌ラブレは健康でいたい人、便秘を改善したい人、免疫力を向上させて、風邪などを引きにくい体を作りたい人におすすめです。
アレルゲンフリー(アレルギーの原因となる原材料を含まない)タイプの食品ではなく、乳酸菌を増やす過程で大豆ペプチドを使用していますので、大豆アレルギーのある人は服用できませんので絶対に飲まないでくださいね。