サブリミナルはある一定の値以上で影響が出て、それ以下では影響が出ない境界の値の音や映像のことです。
一般的に知られている例として、耳に聞こえない周波数帯の音や一瞬で消える映像やメッセージがあります。
これがどこまで影響があるのか？については、議論の余地があります。
無意識に送り込むというサブリミナル。その意味では、普段なにげなく目にしていたり、耳にするもの自体を含めると、もしかすると私達は、サブリミナルで作られた世界で生きているといえるのかもしれません。なぜなら、全てを意識して生活することはほぼ不可能だからです。
例え一瞬でも目にしたり、耳に聞こえたりしたものが影響するのなら、それは逃れようものない影響力が漂う世界という見方もできます。
どちらにしても、私達は身体は元より、心や精神的な面においても、少しずつ 少しずつ積み重なれたものでできているといえるのではないでしょうか。
特に情報が日々、洪水のようになだれ込んでくる現代に生きている私達にとって、サブリミナルという概念が興味深いものだというものに変わりはないと思います。