【証言】運命は変えられるのか?運命は変えられないのか?
その答えは変えられるとも言えるし、変えられないとも言えるだろう。
仮に変えられないのなら、なぜ変えられないのか?
変えられるとすれば、どうすれば、変えられるのか?
その答えを、ここで紐解いて、解決へのヒントを提示していくことにしたい。
運命を変えるための3ステップ
難しく考えたければ、いくらでも難しく考えても構わないといえるだろう。
なぜなら、それも自由だから。
ここで解き明かすステップは簡単。3つ、たったのこれだけだ。
- ステップ1、命を使い運ぶ、その場所と方向を変える
- ステップ2,そのために、考え方を変える
- ステップ3、そのために、情報のインプットとアウトプットを変える
分かりやすくするために、ステップバイステップとしてある。
見るとわかるように、実際には手順は逆となる。
簡単。とはいえこのステップの中で最も難しいのはステップ3。
つまり、最初のステップで躓きやすい。裏を返せば、最初のステップをクリアできれれば、後は流れに乗るだけなので、簡単だともいえるだろう。
ステップ1:なぜ、「情報のインプットとアウトプットを変える」が難しいのか?
インプットを変えることで運命を変える事ができる。
これを聞いて、あなたは信じられるだろうか?
この理由は、以下の簡単な方程式で明かされる。
『○○を見て(聞いて、読んで)○○を感じ、○○したくなった』
つまり、インプット(原因)⇒感じ方(経過)⇒アウトプット(結果)の可能性を高めることになるからだ。
この間に入る「感じ方」は、あなたのフィルター(価値観)であり、インプットの積み重ねが大きな要因となっている。
ということで、結果という運命を変えたければ、インプットという原因を変えれば済む。
とはいえ、インプットは簡単に変えられそうで、変えられない。
なぜなら、あなたの周りには、競い合ってあなたの時間や思考を奪おうとする力が、渦巻いているからだ。
この力は、当然ながら目に見えない。故に、いつの間にか流れにはまり込んでしまう。
はまり込んでしまうことを「宿命」といってもいいのかもしれない。
はまり込むというのは、情報のインプットとアウトプットを変えられない状態といえるだろう。
つまり、流れにどっぷりはまっている状態だといえる。
抜け出せない流れ。人間関係のしがらみもその一つだといえる。
もちろん、これは一概に良い悪いで判断できない。
一つの出会いが、運命を大きく変える可能性もある。
これは人間との出会いだけでなく、一冊の書籍かもしれないし、一つの音楽かもしれない。
そぅ。この”出会い”こそ、運命を司るポイントといえるだろう。
なぜなら、出会いにはインプットとアウトプット、その両方が関わっているからだ。
転機の事を、ターニングポイントという。
まさに、運命を変える出来事と深い関わりがあるといえるのかもしれない。
では、この出会いはコントロールできるのだろうか?
ステップ2:考え方を変えて出会いを変える
その相手が人間であろうと、書籍であろうと、音楽であろうと、出会いは対象がいてこそ成り立つ。
あなたの望むタイミングで、目の前に現れてくれるとは限らない。
この理由で、出会いをコントロールするのは、簡単ではないといえるだろう。
それでも、出会いを積極的に求めていくのか?消極的に待つだけなのか?
この違いだけでも、運命が変わる確率は大きく変わってくるといえる。
もちろん、流れに身を任せてみるのも、時として望む結果を招くこともある。
とはいえ、それだけでは、行き当たりばったりになりかねない。
特に近年においては、SNSの普及で、出会い(縁)がインスタント的なインスタントラーメンのようになってしまったため、尚更だといえるだろう。
本来、大切な挨拶である感謝の言葉さえも、疑念を抱かせかねない。これは、利害が絡めば尚更なのかもしれない。
人と人とのつながりは、それほど世知辛くなってきているといえるだろう。
そこで、常に運命の転機に備えて準備しておくことは、必要だといえる。
でなければ、いたずらに運命に飲み込まれてしまうだけで、後々後悔だけが残ってしまいかねないからだ。
結局のところ、情報のラッシュといった雑音に振り回されることなく、今に集中していくことを積み重ねるしかないのかもしれない。
その上で、全てを受け入れる。
それこそが運命の奴隷から開放されることに繋がるのではないだろうか。
どちらにしても、考え方次第で、運命も大きく左右されることは間違いない。
ただ、日々入りこんでくる情報を処理するだけでは、納得できる運命から遠ざかっていく。
これは当然だといえるのかもしれない。
では、どうすれば運命を変えられるのだろうか?
「運命を変える」とは、納得できる運命を歩めるのか?そうでないのか?
この違いが大きく関わっているといえるだろう。
そのためには、自らの意思で命を使い運ぶ場所と方向を変える必要が出てくる。
ステップ3:自らの意思で命を使い運ぶ場所と方向を変える
自らの意思で決めるためには、自分を知る必要がある。
自分は何を求めていくのか?自分は何をしたいのか?
自分と向き合い、自問自答し、自己対話をしていく必要があるといえるだろう。
もちろん、謙虚に様々な情報を参考にしながら、自分自身のこれまでの体験や直感も頼りつつ、決めていかなければならない。
重要な事は、自分自身と向き合う事。
そのために、参考になるものや、自分自身の考えを整理していこう。
整理していくことが、ポイントとなる。
情報が渦巻いている世界に住む私達は、常に整理を繰り返していくことを忘れてはならない。
- 絶えず流れ込んでくる中でインプットした情報
- 現れては消えるを繰り返す自分自身の考え
- 積み重なる自分自身の経験
これらを、常に整理していく事を習慣化していく必要がある。
そうすることで、運命を変えるキッカケが訪れた時、混乱しないで済むことで、逃さずにつかまえることができるだろう。
「運命を変える」とは、日々の積み重ねに他ならないからだ。
最後に、最も重要なポイントを添えておきたい。
オマケ:感情と衝動
あなたは、突き動かされる衝動を感じたことがあるだろうか?
これまで蓄積してきたエネルギーが、一気に吹き出す感覚。
コントロールできず、身を任せるしかない力。
運命を変えるほどの、大きなパワー。
それこそが、感情と衝動のエネルギーだといえるだろう。
若い時は、このエネルギーが蓄積されるスピードが速い。
故に、運命が固定されず、変わりやすい。
例えば、職場や住居を変えただけでも、その後の運命は大きく変わるかもしれない。
ということで、運命は変わりさえすれば、それがあなたの望む結果になるとは限らない。
仮にそれが、現実逃避が理由で変えようとすれば、むしろ状況は悪化する可能性すらあるといえるだろう。
運命を変えるとは、住み慣れた地域を離れ、海外に移住するようなものだ。
運命を変える手段を得たとしても、覚悟を決め手取り掛からなければならない。
悔やむことなく、充実した人生を歩むためにも、覚えておいて損はないと思う。
つまり、あなたは「何のために運命を変えたいのか?」を、自らに問いかける必要があるということだ。
何のため?
何のため?この答えは人それぞれだといえるだろう。
ここでは、この答えのヒントを提示することで、締めくくりとしたい。
その答えのヒントは「楽しむため」だといえる。
ただ悲しむためだけなら、「何のために生まれてきたのだろう」
こう思えても仕方がないといえるのかもしれない。
とはいえ、勘違いしてはいけないこともある。
それは、楽しむためとはいえ、楽しみだけで人生が終始するなら、苦労はないということだ。
ここで重要なことは、その順番だといえる。
宜しいだろうか?ここではあえて、断定的な表現で締めくくらせていただきたい。
楽しむために、苦しむのだ。
苦しむために、楽しんではならない。
あくまでもヒントなので、捉え方は人それぞれだと思う。
それで大丈夫。
あなたには、あなたなりの答えが用意されているのだから。
それこそが、まさにあなたが運命を変えた結果だといえるだろう。
それでは、また。
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