起業のメリットとデメリット、個人事業の真実

\"起業、独立、開業について\"業(独立・開業)するメリットとデメリットをご存知でしょうか?

個人事業での起業を考えている人にとっては、不安と希望が渦巻いていると思います。

例えば、果たして、生活していけるのだろうか?資金はいくらくらい必要だろうか?
などなど、おそらく知りたいことで山積みでしょう。

とはいえ、安定が1番のリスクともいえます。

そこで今回は、そんな、これから起業を考えているあなたへ向けて。
メリットとデメリット、そして長期にわたって確実に成功するポイントを、経験を踏まえた上で、ささやかながら、ここに添えておきたいと思います。

まず、起業とは英語でStarting a business。 よって、これから起業をスタートするあなたへの、最初のアドバイスは、この一言につきます。

Please fight it and, standing 「立って、そして闘いなさい」

まるで、ボクシングのセコンドからのアドバイスのように聞こえるかもしれません。
しかし、冗談ではなく真剣です。 「決して諦めない」という不屈の精神【Fortitude(フォーティテュード)】が必要です。

もちろん、経営者には、最悪の状況から逆算する考え方もあります。

万が一の場合は、覚悟も必要となる場合もあるでしょう。
つまり、諦めが肝心という精神を受け入れる、引く時は潔く引く勇気。
そして上手くいかない逆風が吹いた時には、ジッと耐える忍耐力も養っていかなければなりません。

とはいえ、これから起業を目指す方へこのよう苦言を呈していると、若き日、現役バリバリ時代の猪木の言葉のように、「闘う前から、負けることを考える奴があるか!」と一喝されかねないので、メンタル面の事はこの辺で置いておきます。

今回は、起業する際に役立つ情報を、具体的に書き残しておくことにします。
※投資家からお金を出してもらう、など人脈、実績、資本がある場合は除きます。 あくまでも、小資本で脱サラを目指す方へのアドバイスです。

起業のデメリット

まず、いきなりですが、起業する際のデメリットとして、倒産があげられます。
では、起業すると、どの位倒産確率があるのか?設立年数で見てみましょう。

<設立年数ごとの倒産または解散する確率>

設立3年以内:35%

設立5年以内:85%

設立10年以内:93.7%

設立20年以内:99.7%

設立30年以内:99.975%

30年以上続く会社、1万社に2.5社しかありません。

引用元: 設立年数ごとの倒産確率|キャリアコンサルタント福井祐平の『What\’s人財』.

また、起業をした後、維持していく厳しさについては、次の言葉が物語っております。

「起業」に関しては、無責任に起業を煽るコンサルタントやサイト、一般的な手順や数値試算しか書いていない起業マニュアル本、いんちき情報をねずみ講の如く販売して「・・数億円儲けた・・」のような下品な本が書店やネットに並び、あたかも起業したら自動的に成功するかのごとく書かれていますが、現実は甘くありません。

例えば、「ラーメン店開業」の本をみても、店舗を借りる際の諸経費やチラシの費用、店内の内外装にかかる概算費用しかにっておらず、「このレシピでスープを作れば繁盛間違いなし、繁盛しなかったら罰金払います」のような本は見たことはありません。

引用元: 創業後3年で90%が倒産とか言いますが、本当ですか? – Yahoo!知恵袋.

では、起業しない方がいいのでしょうか? それを決めるのは、いささか早計だと思います。
なぜなら、あなたの現在勤めている会社も、全く同じだからです。

昨今の状況は、大企業であろうと関係ない、ということは周知の事実です。
だとしたら、若いうちに挑戦しておいた方が、将来の役に立つことは間違いありません。
(最近ではシニア起業でも成功している方もいるようです)

とはいえ、夢だけ与える、というそんな無責任な事は出来ません。
なので、ここからは、起業して確実に成功できる方法を1つだけ提示しておきますね。

起業して、成功する方法

\"起業成功法\"成功と聞いて、ネットビジネスやネットワークビジネスのようなイメージをしないでください。

起業の成功とは、先ほどの統計にありましたように、維持していくことです。
地味に聞こえるかもしれません。
しかし、事実として、維持していくことで、チャンスも生まれますし、メリットも出てきます。

この起業法は、その意味での成功、つまり10年継続させることのできる可能性である、わずか7%に90%以上の確率で入ることのできる方法です。

それは、フランチャイズで起業することです。 フランチャイズは、起業に入らないという寝ぼけた無責任な事をいう人もいるかもしれません。
本部に利用されていると、感じることもあるかもしれません。

サラリーマンが、まだマシだった、これではまるで奴隷だ。こんな起業をしたかったんじゃない。
と文句の1つも出てくるかもしれません。 少なくとも、わたしはそうでした。

しかし、それでもフランチャイズをオススメします。

その理由は、倒産確率が激減するからです。 まずは、倒産しないことが1番重要であります。
そしてそこで、現場で学べる、生きたノウハウを叩き込んでください。
ただ、それだけでは夢がないので、より具体的な成功法を申し上げましょう。

 

フランチャイズで成功する方法

倒産する確率が減った。では次にやることを申し上げます。

まずやることは、10年間は死ぬ気でやることです。
よくある失敗は、サラリーマン時代に人間関係などのストレスで疲れ、それから逃れ、社長と言われたいための起業です。
※社長と言われたければ、今では、紙1枚で簡単になれます。

全て自分1人でやる位の意気込みで丁度いい、と思います。

もちろん、売り上げが上がれば、人手が足りなくなるでしょうから、雇用も必要となってくるでしょう。
とはいえ、それでも自分1人でやる位の覚悟は必要です。

これは、あーだ、こーだと、グダグダと理由を述べるよりも、やってみれば一目瞭然だと思います。

恐らく多くの人は、華々しい結果だけが観えると思います。
そうです。まるでアイドルやスターを目指すように。
もちろん、モチベーション維持のためには、大いなる志と夢、希望は必要です。

しかし、それ以上に、起業家、特に小さな会社からの創業者から始めるならば、下積みの覚悟をしなければなりません。
しかも、一気に上り詰めた人は、一気に落ちる可能性も高いといえます。
1部の特殊な人の真似をしようとすると、吸い上げられてしまうだけで終わってしまいかねません。

ここで1つ、参考例を出しておきたいと思います。

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーをご存知でしょうか?
あの自己啓発書で有名な『思考は現実化する』のキッカケとなった、1908年当時、ジャーナリストだったナポレオン・ヒルに、500人以上の裕福な成功者にインタビューして、成功の共通点を見つけることを、無償で依頼した人です。

アンドリュー・カーネギーもまた、資金も有力なコネもなく学歴もほとんどない 状態からスタートしてご自分で巨富を築き上げた事で有名です。

大資本家で有名な彼の墓碑に刻まれている言葉は、「己より賢明なる人物を身辺に集める術を修めし者ここに眠る」となっています。

このように大成功を収めた人の言葉は、名言として残されていますが、その言葉で自己を励ますだけでは、残念ながら上手くいかないと思います。

参考にするべきは、起業する際に学ぶべきは、その成功者のスタート時、つまり自分と同じ環境の時に、どうしていたのか? ということです。

参考までに、ここに、アンドリュー・カーネギーが成功する前のエピソードを抜粋しておきますね。

彼は非常に働き者で、ピッツバーグの企業の位置と重要な人物の顔をすべて記憶した。そうやって多くの関係を築いていった。また自分の仕事に細心の注意を払い、当時の電信局では受信したモールス信号を紙テープに刻み、テープからアルファベットに解読して電報を作成していたが、カーネギーはモールス信号を耳で聞き分ける特技を身につけ、1年以内に電信技士に昇格した。ジェームズ・アンダーソン大佐は、働く少年たちのために毎週土曜の夜に約400冊の個人的蔵書を解放しており、カーネギーはそこで勉強し読書好きになった。彼は経済面でも知的・文化的面でも借りられるものは何でも借り、独力で成功を導いた。その能力、重労働を厭わぬ自発性、忍耐力、用心深さは、間もなく好機をもたらした。

引用元: アンドリュー・カーネギー – Wikipedia.

死ぬ気で10年働く、これは何も起業家でなくとも、成功する条件としては、大切なことかもしれません。
鉄板の成功法則といっても過言ではないでしょう。

起業した後は、10年後を目指す

1度、起業し事業をスタートしたら、余裕が無くなると思います。

利益がまだ出ていない時に人を使ったり、少しうまく行ったからといって、事業を拡大しようとすると、数千万円の資金でも、あっという間に付きてしまうでしょう。
なので、10年の間で、貯蓄するだけ貯蓄することが次に重要な事となります。 絶対に浪費しないことです。
※摂取する方法として、夢を与えるような、浪費が投資なら問題ありません(非道徳的なのでオススメしませんが)。

ちなみに、お金を使うべき大切な人とは、成功者へではなく、お金を与えてくれる人、つまりお客様です。
※上記の夢を与えるために浪費する方法を、非道徳的だと言いましたが、ある意味では、「凄~い!」と憧れの的になるよう、お客様を喜ばせるためにお金を使っているともいえます。

話を戻しますね。

10年間貯蓄した後は、次にそのお金を何に投資するのか?を決めます。
汗水たらし、血と汗結晶である貯蓄を、何に使いますか?
恐らく慎重になることでしょう。

もしもこれが借金で用意したお金だと、人のお金なので、先ほども申し上げたように、あっという間に無くなってしまいます。

投資先として、1つ例を出すとするなら、土地を購入し、フランチャイズ本部へ貸し出す、という事もできます。
そうなれば、今度は、人の働いたお金が自分に入ってくるようになるでしょう。

では、最初からそうすればいいのでは? と思われるかもしれませんが、何度も申し上げるように、最初からそうすると、苦労しないで手に入れたお金では、お金を活かせない可能性が上がります。

反対に、苦労して貯蓄したからといって、投資できなくなる人も多いともいえます。
なので、目的をもって苦労し、目的をもって貯蓄、そして目的をもって投資をしていく事が重要です。

簡単に手に入るお金を、1つ例えるならば、親のお金の場合、尚更です。

よく3代目で会社は潰れる、と言いますが、それは一子相伝が上手く継承されていないからです。

つまり、2代目は創業者に厳しくされているので、3代目を甘やかしてしまう、そうなると、3代目は親を利用し楽をするスキルだけが、向上してしまうことになってしまいかねません。このことも理由の1つとして挙げられるでしょう。

もし、あなたが 「今の時代、10年先、どうなっているのか、わかったもんじゃない。この努力が実らなかったら、どうするんだ!」 と思われたのなら、お気持ちは十分わかりますが、それでも、かけがえの無い経験という財産が残ります。

その経験とは、苦労した、ということもそうですが、それよりも、お金を減らさず増やす努力をした、という経験がもっとも貴重なのです。
なぜなら、その時点で、もはや消費者ではなく、何かを生み出すことのできるビジネスマン(英: Businessman)つまり実業家だからです。
消費者として生きていくだけならば、何もしなければ、自動的にお金は減っていってしまいます。

ともあれ、「10年間死ぬ気で」といわれても、気が遠くなりそうな時もあるかもしれません。
なので、そんなあなたへ、1つだけ、質問があります。

10年後、あなたは何歳ですか?

10年後、死ぬ気で頑張った自分へのご褒美として、その後ゆっくりと暮らしても、まだまだ十分人生は楽しめます。
これから起業を目指す人は、是非、そんな夢を持って起業して欲しいと思います。

最後になりますが、 私自身、まだまだ頑張っている途上である、あなたの同志です。 なのでもう1度だけ、あなたへも同じ言葉を贈らせてください。
「立って、そして闘いなさい」
そして、最後は、アンドリュー・カーネギーのように、「金持ちのまま死ぬのは恥である」 という言葉どおり、老後は、さまざまな分野で巨額の寄付を行ってまいりましょう。

1,サラリーマン時代に最低500万円貯蓄
2,フランチャイズで起業
3,10年間、死ぬ気で貯蓄
4,11年目より投資

追伸

今回の場合、若い人向けのやり方となるかもしれません。

シニア起業の場合、既に頑張ってこられたのに、更に10年間とは口が裂けてもいえません。
なので、シニア起業の場合、ゴールドエクスペリエンス(黄金体験)マーケティングをオススメします。
※ゴールドエクスペリエンスマーケティングとは、私が、つくった造語です。

これに関しては、長くなるので、また別の機会にまとめますね。

先に、少しだけ申しますならば、『自身のこれまで汗水たらし得てきた体験を活かす』ということです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとう!感謝。

–次回予告–

フランチャイズは、どれがいいの?

フランチャイズと一言でいっても、様々な業種が存在しています。

どれでもいい、というわけではありません。
業種により、準備資金も違うでしょう。
実際にわたしは、過去にフランチャイズで、失敗も成功も経験した人間です。

そこで、次回はフランチャイズの選別方法にスポットを当ててみたいと思います。
それでは、またお逢いしましょう。次回もお楽しみに!

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