なぜ、コートを買わなかったのか?私の購買心理を分析
今回の冬は寒い時もありましたよね。
わたしは、その寒い冬を凌ぐためにコートを買うつもりでした。
しかし、それが様々な障害があったために、遂には…
これは、去年の暮れに起こった話です。
カミさんと服を見に行くと、物凄く気にいったコートがありました。(興味)
私は、普段あまり服には頓着しないほうなのですが、逆に気に入ったら、絶対に手に入れ、長く愛用するタイプです。(購買意欲)
しかし、ここは冷静に…と
少し気分を落ち着かせるため、日にちを空けるようにしました。(冷却期間)
そして数日後…
やはり欲しい気持ちは変わらなかったので、もう1度確認しても本当に気にいるのか?
を再度確認しに行ったのです。(再訪問)
すると…
なんと!既に、売り切れていたではありませんか!
どうやら、価格を下げて一気に売り尽くしてしまったようです。
(こんな事なら、高くても買っておけばよかった…)
この時です。
なぜか、とてもとても欲しい気持ちになりました。
いや、というか、「絶対に手に入れなければ気が済まない」ような気持ちになったのです。(購買意欲アップ)
これは、いつでも手に入るという状態だと、そこまで気になりませんでしたが、
いざ、もう手に入らない、という状態になると、物凄く何かを失ったような気がしたのです。(機会損失)
「しまった。あの時、やはり直ぐに買っておけば良かった」
「もう、あんなに気にいるコートとは出会えないかもしれない」
「なぜ、あそこで躊躇したのだろう。慎重になったつもりが、逆に失ってしまった…」
このような心理状態です。
そこで、どうしても諦めきれない私は、ダメ元で店員さんに聞いてみました。
すると…
「(同じ系列の)他店にあるかもしれないので、調べてみます。
無理かもしれませんが、あったらお知らせしますね」
と言っていただいたのです。
これで、一縷の望みが出てきました。そして、その帰り道…
カミさんが、「チョット前から気になっているお店があるので、よってみようか。」
ということになり、何気なくよってみました。
すると、そこには、カッコいいイコートがいくつもあるではありませんか!
試着すると、その中でも、特に似合っていると思えたコートが見つかったのです。
すぐに「また、売り切れてしまう悲しい経験をしないためにも、ここで購入しなければ。」
という考えが浮かびました。
しかし…
そうです。既に、先ほどのお店で調べてもらっているのです。
「あのコートを、もう1度確認しないことには、ここで決めるわけにはいかない」
そう思い、結局は購入せず、その店を後にしました。
その後…
あのお店から、他のお店で見つかった旨の電話がありました。
本来なら、諦めかけていた物が手に入る、という連絡だったのですから、
飛んで喜んでもいいほどなのですが、その後見つけたコートも気になっていたので、
冷静に「もう1度見てみてから決めよう」と思いました。
取りに行く前に、そのお店によってみたところ…
なんと、そのコートは既に無かったのです!
そして、そのコートは、お店の人に聞いても、もう手に入らないという事で、最後の商品でした。
今回は、
「これはしょうがないな、縁が無かったということか…来年また良いのが出るだろう。このお店を見つけただけでも良かった」
と自分に言い聞かせることで、諦めもスムーズにいきました。
しかし…
最初に見つけたコートへの、あの情熱は既に冷めてしまっていたのです。
「もう今年はいいかな…」
と、結局は購入しませんでした。
ということで、
今回の私は、お気に入りのコートも手に入らず、経済への還元も出来なかったわけです。
ただ、今回の一件で、様々な事を学べました。
1つは販売者側としては、希少価値の重要性ですね。
分かりやすくまとめると…
「いつでも」
と
「今しか」
では、100倍は結果が違う、ということです。
サイトアフィリで結果が中々伸びない時は、
この演出が出来ていない可能性が高いといえます。
せっかく個別キーワードで上位表示を果たしても、
それだけでは、冷静に判断する機会を与えてしまいます。
これはつまり「手に入る機会、経済への還元の機会」を奪ってしまう事を意味しているのです。
100倍違うならば、
100アクセス集める労力が、1アクセスで済む事になります。
これは大袈裟に聞こえたかもしれません。
しかし、購入する動機付けは、どんなに購買意欲が高まった状態でも、
感情(衝動)が沸かないと簡単ではありません。
※具体的には、アフィリエイトサイトにも、
カウントダウンタイマーをつけることを推奨します。
はい。
いかがでしたでしょうか?
あなたのアフィリエイト報酬が増える事を願って…
追伸:
今回の購買意欲の動きは、全てではありません。
今回の設定は、あくまでも、普段あまり購入しないような商品です。
※少し高めで、めったに買うことのないような部類
ということで、この逆もありますので、添えておきますね。
それは、ダイソーなどの100円ショップです。
100円ショップといえば、消費税が上がった事を実感できる典型的なお店ですよね。
105円と108円では、100円のつもりでカゴに入れていっているので何か高く感じてしまいます。
100円ショップは、先ほどの購買意欲の流れとは、全く違う流れです。
その購入心理は
「全てが手に入る」
というワクワク感です。
この場合の”全て”とは、お店自体を手に入れるという意味ではなく、
1品1品どれでも購入できる、という期待感です。
それが、どのような行動に繋がるのか?
「これも100円なのか、安いな。これも購入できる、あれも購入できる…」
とついつい、いらないものまでカゴへ放り込んで行ってしまうわけです。
女性の方は経験があるかもしれません。
あなたは、100円ショップで、つい長居をしてしまったことはありませんか?
普段、あまり使わない物まで、この際ということで購入してしまった経験は?
サイトでも、お店でも、滞在時間は重要です。
なぜなら、そこへ長時間いればいるほど、
欲しい物が出現してくるからです。
この理由で、サイトにおいても、PV(ページビュー)は重要となります。
SEOでもそうですが、それ以上に、広告をいかに1度でも多く目にさせることが出来るか?
ということです。
かといってサイトでは、広告や商品をはりまくると、SEO上よろしくありませんし、訪問者にもウザがられてしまいますよね。
なぜなら、その理由で訪問してないからです。
ということで、1ページでも多く読ませるためのコンテンツが必要となってきます。
その意味では、100円ショップは、既に購買意欲があるお客様が入店しているので、(←ここ重要)
目にするものが、全て商品だとしても問題ないわけです。
ここがサイトアフィリエイトの難しさにも繋がってきます。
なぜなら、検索エンジンからくる方は、無料情報を得ることを基本としている人が多いからですね。
だからこそ、比較や激安キーワードが成果に繋がりやすくなります。
ショップだと、お店に近いイメージですが、ネットでは直ぐに何処かへ行ってしまいます。
であれば、最初から購買意欲の高い所へ出せばいいだけの話です。
その場所とは…
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